- 水分を取りすぎてむくんでる気がする…
- 水を飲みすぎると太るって聞いたけど本当なのかな…
- ダイエットのために水を飲んでるけど飲み過ぎかな…
水を飲むとむくみがなくなる、と思ってどんどん水分を取っている人が多いです。ですが、飲みすぎると逆に身体がむくむ可能性があります。
むくみはダイエットに良いことがありません。痩せようとして水を飲んでいるのに、逆に太りやすい身体になってしまう恐れもあります。
この記事では、水の飲み過ぎで身体がむくむメカニズムと、水分で太る理由について解説します。記事を読めば、むくみを予防して痩せやすい身体作りをすることができます。
むくみは見た目が太って見えるので、メンタル面でも良くありません。適切な量の水分を取ることで、ダイエットの効果が最大限に高まります。
水の飲み過ぎで身体がむくむメカニズム
水を飲むと、大腸や小腸で吸収されて、血液やリンパ液となって身体を巡り、最終的には汗や尿で出ていきます。水分が足りないと、身体を正常に保つために水を溜め込もうとして、その結果がむくみとなって現れます。
ですが、飲み過ぎもむくみを引き起こす原因の1つです。
むくみのメカニズム
- 水を飲む
- 汗や尿、呼気で水分が出ていく
- 一部の水分の処理が間に合わずにとどまる
水分によるむくみは、体内に入ってくる水と出ていく水のバランスが崩れることで起こります。飲みすぎるとスポンジのように水分を吸収した状態になり、それがむくみになるのです。
水分の取りすぎで太るとされる理由
水を飲みすぎると太る、というのは半分は正解ですが半分は間違いです。まず、水分の取りすぎで太ったとされる原因は、以下の2つが考えられます。
- むくみを脂肪と勘違いしている
- むくみが原因で太りやすい体質になった
そもそも水は0kcalですので、脂肪に変わることはありせん。ですが、むくみによって太って見えた結果、脂肪がついたと錯覚しているケースが1つ考えられます。
もう1つは、むくんだことで結果的に代謝が落ちて、だんだんと体重が増えたケースです。
むくみは太りやすい身体になる可能性が高い
身体がむくむと、いくらダイエットをがんばってもうまくいかないケースが多くなります。
むくみが引き起こす問題
- 冷え性になる
- 基礎代謝が落ちる
- 老廃物が滞る
- 疲労回復が遅れる
身体の冷えは、血液の流れが悪くなる大きな原因。血流が悪いと代謝が落ちる、筋肉痛の回復が遅くなるなど、色々な問題が起こります。
その結果、痩せにくい身体になり、脂肪が増え太る、という流れができるのです。
水を飲みすぎてもカロリーは増えないので、直接的に太ることはありません。ですが、間接的には太る要因になるので、できる限りむくみのない身体作りが大切です。
1日の適切な水の量とむくみを予防する飲み方
水の飲み過ぎはダイエットに良くないので、1日の水の量は以下を基準に飲んでください。
適切な水の量
体重×30ml
例えば50kgの人であれば、50kg×30ml=1.5ℓとなります。多少多くなっても問題はないですが、+500mlは超えない範囲で飲みましょう。
1日の適切な量を飲んだ上で、以下2つのことを追加できれば、さらにむくみ予防の効果は高まります。
- 利尿作用のある飲み物を飲む
- ミネラルウォーターを飲む
利尿作用のある飲み物を飲む
身体の水分を出すことで、むくみは大幅に改善できます。水と一緒に飲めば、体内の水が循環するので、ダイエットに効果的です。
利尿作用のある飲み物
- コーヒー
- 緑茶
- 紅茶
この3つにはカフェインが入っています。カフェインは利尿作用があるので、むくみ解消におすすめです。
ミネラルウォーターを飲む
ミネラルウォーターには、サルフェートという成分が入ったものがあります。
サルフェートの効果
- 老廃物の排出
- 便秘の解消
- 利尿作用
利尿作用があるので、水分を身体から出す効果が期待できます。
また、老廃物が滞るとむくみの原因になります。便秘も太る要因なので、サルフェート入りのミネラルウォーターはオススメです。