- ダイエット方法がありすぎて何から手をつけたらいいかわからない
- 時間がないからできるだけ効果の高いダイエット方法を知りたい
- 簡単で続けやすいダイエット方法があればいいのに…
この経験から学んだのは、ダイエットは継続することが最も難しい、ということ。逆に、ずっと続けることができれば、成果の大きさは違えど必ず結果は出ます。
そこで、僕はこれからダイエットをスタートする初心者であれば、まず初めに水を飲むことから始めるように勧めます。
水はすぐにでも簡単に始められて、生活の一部でもあるので続けるのが楽です。しかも、正しく水を飲めば、ダイエット効果を高める基礎的な身体作りができます。
この記事では、ダイエット初心者が最初にすることとして、なぜ水を飲むべきなのか5つの理由を解説します。記事を読めば、水を飲むことの大切さと、手軽に効果的に痩せる方法を知ることができます。
水はたくさん飲むことばかりが注目されますが、実は身体から出すことも意識しなければいけません。体内の水を循環させることで、ダイエットの効果は飛躍的に高まります。
ダイエット初心者がまず初めに水を飲むべき5つの理由
世の中には、本当にたくさんのダイエット方法があります。食べる順番ダイエットや1食置き換え、専門的なものならローファットやケトジェニックも有名です。
それぞれには、必ず痩せた実績・経験がある人がいるので、どれにチャレンジしてもダイエットに成功する可能性はあります。
ですが、それぞれにはメリット・デメリットが必ずあり、さらには自分に合う方法なのかもやってみないとわかりません。そのため、どのダイエット方法にチャレンジすれば良いのかわからない!という人も多いです。
そこで、僕はダイエットの初めには、とりあえず水を飲むことから始めるようにオススメします。その理由は以下の5つです。
- すぐに始められる
- 金銭的な負担がない
- 成功体験ができる
- 危険性が非常に小さい
- ダイエットに適した身体を作れる
すぐに始められる
ダイエット方法で思いつくものの多くは準備が色々と必要で、環境によってはできないものもあります。以下を例に考えてみましょう。
ダイエット方法の例
- ランニング
- 筋力トレーニング
- カロリー制限
- 糖質制限
- 16時間断食
ランニングや筋トレをジムでする場合、ある程度のまとまった時間が必要です。食事に関するダイエット方法は、一緒に住んでいる家族がいると、自分の食事メニューだけ分けるのも大変なので、難しいケースもあるでしょう。
その点、水を飲むのは生活の一部として行えます。普段飲んでいる飲み物を水に変えるだけで、まわりの影響は関係ありません。
金銭的な負担がない
多くのダイエット方法は、安い・高いの違いはあるもののお金がかかります。例えば、会員制のスポーツジムを契約すると、毎月5,000〜10,000円ほどの費用が必要です。
ですが、契約したものの仕事が忙しく通えない、あるいは行っても利用者が多くて使用できる器具がない、ということもあってお金が無駄に感じることもあります。ジムに行くためのウェアや、トレーニング後のプロテインも必要でしょう。
ですが、水は基本的にお金がかかりません。自宅に浄水器があるならそれで十分なので、負担は全くのゼロで済みます。
成功体験ができる
ダイエットは、数週間という短い時間では目標に辿り着かないのが普通です。長期的な取り組みが成功のカギになりますが、やる気が続くのは最初の数日。すぐにやめてしまって、自己肯定感が下がるという最悪の流れがダイエット失敗の典型です。
ダイエット失敗の原因
早く結果を求めてハードなトレーニングや食事制限にチャレンジしてしまうため
いきなり難しいことをやるには、相当なやる気と根性が必要です。まずは水を飲むという簡単なことからスタートして、2週間くらいやってみましょう。それが達成できたら自分への自信にもなって、次のステップにも進みやすくなります。
危険性が非常に小さい
ダイエットは方法によっては身体への負担が大きく、健康被害が出る可能性もあります。特に、痩せたい!という気持ちが強いと、極端なカロリー制限をして栄養素が不足し、以下のような症状が現れてしまいます。
健康被害の例
- 髪や肌がボロボロになる
- 痩せにくい体質になる
- 貧血気味になる
- ホルモンバランスが崩れる
- 骨がスカスカになる
ランニングや筋トレでも、正しい姿勢で行わないと身体を痛める場合はあります。一方で水は飲みすぎると体調を崩す恐れはあるものの、毎日1〜2ℓ飲むだけなら、心配することはほとんどありません。
ダイエットに適した身体を作れる
ダイエットは、その人の筋肉量や日頃の運動量、食事内容が全然違うので結果が大きく変わります。
ですが、結果が出ないとモチベーションが続かないので、諦めてしまう可能性が高くなります。そこで、水を飲むと痩せやすい身体を作ることができるので、長く続けやすい状況を作れるのです。具体的な効果については、次の見出しで解説します。
水を飲むことがダイエットに良い5つの理由
水を飲めば、ダイエットに適した身体を作ることは間違いありません。では、実際にどんな良い効果があるのか。具体的には以下の4つがあります。
- 水太り(むくみ)の解消
- 身体の冷えの解消
- 疲労回復や老廃物の排出
- 食欲の減少
- 身体の代謝が上がる
血液やリンパ液など、身体にはたくさんの水があります。その水が循環して、尿や汗として出ていくことがとても重要です。
この流れが滞ると、むくみや身体の冷え、老廃物がたまるという症状が現れます。そのため、水を飲むことはダイエットに良い効果があるのです。
また、水を食前に飲むと胃が満たされます。そうすると、食欲が減って食事の量も少なくなり、1日の総カロリーが少なくなるのでダイエットが順調に進むのです。
水を飲んだ場合のダイエット効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
ダイエットに効果的な1日の水の量
ダイエットのために水を飲んでいる人は多いですが、飲めば飲むほど効果が高くなる、ということではありません。
身体が1日に必要としている水の量があるので、その量を飲めば十分です。それで体内の水が循環し始めるので、ダイエットに効果が見込めます。
1日で飲むべき水の量
体重×30ml
例えば、体重60kgであれば60kg×30ml=1.8ℓとなります。細かく言えば食べる食事の内容によっても違いますが、およそ1.5ℓくらいの量を飲めば、ダイエットに適した身体づくりができます。
逆に2ℓ以上の水を飲むと、身体の処理が追いつかずに、ダイエットの効果がなくなる恐れもあります。水の飲み過ぎで、健康に支障が出るケースもあるので、多くても2ℓまでに留めましょう。
1日の水の量に関しては、次の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
ダイエット効果を高める水の飲み方
適切な量の水を飲めば、ダイエットに良い効果はありますが、普通に飲むよりも効率よくできる飲み方があります。
以下の4つを実践して、より早くダイエットを成功させるように心がけていきましょう。
- 冷水か常温で飲む
- 朝から晩までこまめに飲む
- 食事前はひと工夫した水を1杯
- カフェインをとって体内水を循環させる
白湯で飲んだ方が臓器が冷えなくて良い、と言われますが、実は冷水や常温で飲んだ方が消費カロリーが高まります。
また、食事前は普通の水ではなく、リンゴ酢やレモン汁を加えて1杯飲みましょう。血糖値の上昇を抑えてくれるのでダイエットに効果的です。
さらに、水を飲むだけでは体内水はうまく循環してくれません。利尿作用の高いカフェインを取ることで、水を入れる・出すの流れができます。コーヒーや紅茶を、休憩時間などに飲むようにしましょう。
ダイエットの効果を高める水の飲み方は、次の記事で詳しく解説しましたのでご覧ください。
ダイエットに最適な水の種類
基本的には水道水でも効果はあります。ですが、少しお金をかける余裕があるなら、以下のようなダイエットに適した水を飲むことをオススメします。
- ミネラルウォーター
- 炭酸水
ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムなどが豊富に入っています。カルシウムは脂肪の吸収を抑え、マグネシウムは便秘解消に役立ちます。
炭酸水には、二酸化炭素が含まれています。そのため、血行がよくなって水分の吸収が高まるのです。
ミネラルウォーターなら中軟水がオススメ。ウォーターサーバーにも、中軟水を取り扱っているものがあるので検討してみてください。
おすすめの水の種類を次の記事にまとめました。水を飲んで効率よく痩せたい人は参考にしてください。
筆者が行ったダイエット方法と成功事例
僕はダイエット当初から水を飲むようにしましたが、それだけで今現在の体重に届いたわけではありません。
あくまで水は、ダイエットの効果を高めてくれるだけです。痩せるためには、水を飲む以外にも方法を取り入れる必要があります。
僕がこれまでに実践した中で、以下の3つは確実に成功したと言える事例です。
成功事例
- ウォーキング
- 自宅での筋トレ
- ゆる断食(IPF
特にゆる断食は、2ヶ月ほどで80kgから75kgまで落ちました。断食と言っていますが、完全に食事をやめるわけではありません。しかも、ほとんど食事量を減らす必要がないのでとても楽に体重を減らせます。
参考動画がありますので、できるだけ食事を減らしたくない人はご覧ください。