- ダイエットのために水を飲み始めたけど、いつ効果が出るの?
- 結果が出るのに1ヶ月以上は必要って聞いたけど何で?
- できるだけ早く結果を出す方法を知りたい!
水を飲み始めても、その翌日に結果が出るわけではありません。身体の約60%は水ですので、体内にある大量の水が入れ替わるまで最低でも1ヶ月は飲み続けないと、ダイエットの効果は出ないと考えてください。
身体にある水は、新陳代謝に必要不可欠なもの。綺麗な水が体内に入ることで、効率よく身体の細胞が動くようになりダイエットがうまくいくのです。
この記事では、水を飲み始めてダイエットの効果が出るまでの期間を解説します。記事の終わりには、効果を早められる水の飲み方を3つのポイントで紹介しています。
最初の頃は、逆に体重が増えることもよくあります。ですが、先にその理由を知っていれば、体重が増えても心配することもないので、その点もしっかり解説しました。
水のダイエット効果が出るまで1ヶ月必要な理由
水を飲み始めてダイエットの効果が出るには、最低でも1ヶ月は必要です。身体にある古い水分には毒素が含まれていて、新しい水分と入れ替わることで基礎代謝が高まり、その結果としてダイエットの効果が高まっていきます。
体内の水の割合
- 細胞内(40%)
- 細胞外液(20%)/細胞間質(15%)・血管内(5%)
ですが、飲んだ水が全て身体に吸収されるわけではありません。そのため、水を飲み始めて効果が出るまではおよそ1ヶ月くらいはかかると考えられるのです。
水を飲み始めて数日で実感できるダイエット効果
水によるダイエットの効果は、体内の毒素を出すことだけではありません。飲み始めて数日で感じられる効果もあり、それが次の4つです。
数日で実感できる水の効果
- むくみの解消
- 冷え性の解消
- 疲労回復の促進
- 便秘の解消
むくみと冷え性、疲労回復については血流が大きく影響しています。水を飲むと血液の流れが良くなるので、短い期間で結果が出ることが多いです。
また、水を飲むことで便が柔らかくなるので、便秘も数日で良くなる場合もあります。ミネラルウォーターであれば、マグネシウムが含まれているのでさらに便秘が解消しやすいです。
水の飲み始めは体重が増える可能性も
長い時間で考えれば、水はダイエットに必須の飲み物です。ですが、数日や数週間だけだと、逆に体重が増えることもあります。それが水太りです。
水太りとは?
体内の水分が一時的に増えて、体重の増加やむくみなどの症状が現れること
水にはカロリーがないので、水を飲んで太ることはありません。ですが、身体が水を蓄えれば見た目で太って見えるし、実際に体重も増えてしまいます。
水太りは水の飲み始めに起こる可能性が高いです。ただし、正しく水を飲んでいれば、いずれむくみは解消されて、体重も落ちていくので焦らずじっくり続けることが大切です。
ダイエット効果を早める水の飲み方3つのポイント
水は正しく飲まないと、ダイエットの効果がいつまでも実感できない上、逆にむくみで体重が増える可能性もあります。できるだけ早く効果が出るように、次の3つは必ず押さえた上で水を飲むようにしましょう。
- 適切な量を飲む
- 朝からこまめに飲む
- カフェインを一緒にとる
適切な量を飲む
水はとにかく多く飲めば良いわけではありません。あまりに飲みすぎると、細胞に水が溜まりむくみの原因にもなります。
1日の水の量
30ml×体重
仮に50kgの体重であれば、30ml×50kg=1.5ℓとなります。この量より少し多めであれば、飲み過ぎになることはあまりありません。
朝からこまめに飲む
1日のノルマを満たすために、まとめて水を飲んでも意味がありません。身体は短い時間で吸収できる水分量が決まっていて、それ以上は尿として出ていってしまうため無駄になるのです。
飲んだ水をしっかりと吸収させるために、朝から寝るまでの間で、コップ1杯程度の水を時間をあけて飲むようにしてください。
寝ている間に汗をかいて脱水状態な上、水を飲むことで自律神経を整えることができるので、ダイエットにとても重要な1杯と言えます。
カフェインを一緒にとる
必要な量の水を飲んでいれば、古い水分は自然と出ていきます。ですが、状況によっては身体が溜め込んでしまう可能性はあるので、水分を出すためにカフェイン入りの飲み物がおすすめです。
カフェインの入った飲み物
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
カフェインには利尿作用があり、身体の水分を尿として出す働きがあります。新しい水を飲み、古い水は尿や汗で積極的に出す。これが水のダイエットの効果をできるだけ早める最善の方法です。
より効果の高い飲み方については、次の記事で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。