- 硬水がダイエットに良いって話は本当?
- なんで硬水には痩せる効果があるって言われるの?
- おすすめの硬水を教えてほしい!
ダイエット中は水をたくさん飲むべきですが、ミネラルが豊富に入った硬水を飲む方がより効果は高いです。硬水はカルシウムとマグネシウムが多く入っているため、脂肪燃焼などにとても役立ちます。
ただし、軟水に慣れている日本人には、硬水が飲めない人も多いです。また、ミネラルが多いと体調を崩すこともあるので、気をつけて飲まなくてはいけません。
この記事では、なぜ硬水がダイエットに良いのか3つの理由から解説します。記事を読めば、硬水の痩せる効果を高める飲み方までわかります。
硬水自体のダイエット効果は高いですが、飲み方次第では意味がなくなる可能性も。どうせ飲むなら効果的な方法で飲んで、ぜひダイエットに役立ててください。
硬水のダイエット効果が高い3つの理由
水はミネラルの多さによって硬水か軟水かに別れますが、より多く入っているのが硬水です。この硬水のダイエット効果としては次の3つで説明できます。
- ミネラルが豊富に含まれている
- ダイエットに良いミネラルが豊富に摂れる
- ミネラルの吸収率が圧倒的に高い
ミネラルが豊富に含まれている
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/L以上含まれている水を硬水としています。
ミネラルが不足すると身体の基礎代謝が落ちます。その上、ミネラルの割合を調整するために、身体が水分を出そうとするためにむくみにつながる可能性も高いです。
ダイエットに良いミネラルが豊富に摂れる
硬水に含まれるミネラルで最も多いのはカルシウム、その次にマグネシウムです。この2つのミネラルは、次のようなダイエットに非常に良い働きをしてくれます。
ミネラルの主な働き
- カルシウム‥脂肪燃焼・脂肪吸収予防
- マグネシウム‥便秘解消・代謝酵素活性化
特にカルシウムが豊富で、硬水で有名なコントレックスだと468mg/Lも含まれています。軟水の多くは10mg/Lも入っていないので、硬水の方が圧倒的にダイエットの効果が高いのです。
ミネラルの吸収率が圧倒的に高い
日本の水は軟水がほとんどなので、ミネラルは食べ物から摂取するのが基本です。しかし、食べ物に含まれるミネラルは、すべて身体に吸収できるわけではありません。
例えばカルシウムで言えば次のような吸収率です。
メモ
- 牛乳:約40%
- 小魚:約30%
- 野菜:約20%
ですが、硬水だと含まれているミネラルをほとんど吸収できます。100%に近い吸収率なので、まったく無駄なく効率よく、一気にたくさんのミネラルを摂れるのが硬水なのです。
硬水を飲む上での3つの注意
日本人の多くはミネラルが非常に多い硬水に飲み慣れていません。そのため、飲む場合は次の3つに注意しましょう。
- 喉を通らないので消費するのが難しい
- 飲みすぎると体調を崩す可能性がある
- ミネラルの処理のため身体に負担がかかる
喉を通らないので消費するのが難しい
硬水は浄水した水道水やコンビニで買う水とはまったく違う味です。とにかく喉にひっかかる感覚があって、最初はコップ1杯飲むのも一苦労します。
なので、硬度が上がれば上がるほどに飲みにくさは増すため、硬水を飲むことがストレスになる可能性もあります。
飲みすぎると体調を崩す可能性がある
硬水にはマグネシウムが豊富で、便を柔らかくする効果があります。ただ、逆に効きすぎてお腹がゆるくなることもあり、下痢を引き起こす場合もあります。
また、人によっては気分が悪くなり吐き気をもよおすことも。硬水に含まれるミネラルの量が多すぎるため、身体が過剰に反応して体調を悪くしてしまうのです。
そのため、飲み始めはいきなり大量に飲まずに、コップ1杯程度から徐々に増やすことをおすすめします。
ミネラルの処理のため身体に負担がかかる
カルシウムやマグネシウムなどミネラルは腎臓で処理されます。これまでの軟水のミネラルの量を比較すると相当多いので、腎臓にはかなり負担がかかります。
大量のミネラルの消費には相当なエネルギーも必要です。そのため、睡眠中の腎臓には負担が大きすぎるので、寝る前は硬水よりも軟水を飲むことをおすすめします。
ちなみに、健康な人であれば硬水を1日2ℓ飲んでも問題はありません。とはいえ、いきなり大量だと身体が受け付けないので少しずつ増やしましょう。
痩せるための硬水の飲み方4つのポイント
硬水自体が高いダイエットの効果を持っていますが、飲み方次第でさらに効果が期待できます。ポイントとしては次の4つありますので、できるだけ取り入れて飲むようにしてください。
- 常温で飲む
- 1日かけて少しずつ飲む
- 食事の30分前に飲む
- りんご酢とハチミツを混ぜる
1日かけて少しずつ飲む
水は短時間でたくさん飲んでも吸収されません。余分な水分はほとんど吸収されることなく、そのまま尿として出ていってしまいます。
水を飲むスケジュール例
- 7:00:起床時
- 9:00:出勤後
- 12:00:昼食前
- 15:00:休憩中
- 18:00:夕食前
- 20:00:運動前
- 21:00:入浴前
目安としては1〜2時間おきにコップ1杯です。ミネラルは吸収されないと意味がないので、ちびちびと身体に染み込むような飲み方が1番です。
ただし、寝る前は体への負担が大きいので、就寝前だけは軟水を飲むようにしましょう。
食事の30分前に飲む
硬水は1日をかけてじっくり飲む必要がありますが、食事の前は400〜500mlのまとまった量を飲むと良いです。
ただし、すべて硬水で飲む必要はありません。コップ1杯だけ硬水を飲んで、残りは浄水器の水でも良いので食事の30分前にまとめて飲むことを心がけましょう。
りんご酢とハチミツを混ぜる
硬水はとても飲みにくいので、りんご酢とハチミツを入れて飲むことをおすすめします。というのも、りんご酢とハチミツを入れると、硬水独特の風味や味が薄れるのでかなり飲みやすいです。
また、りんご酢とハチミツには次のような期待もできます。
りんご酢ハチミツの効果
- 血糖値の上昇を抑えられる
- 血糖値が安定する
- エネルギー代謝がアップする
特に食事の前は入れて飲むようにしましょう。血糖値のコントロールはダイエットの成功を大きく左右するので、どうせなら硬水にプラスする方が効果的です。
ダイエット中におすすめの硬水をピックアップ
硬水は色々と種類がありますが、今回は3つのおすすめを紹介します。硬度や金額、ミネラル分量までまとめますので参考にしてください。
エビアンは硬度304mg/Lで、WHO基準だと超硬水に分類されます。カルシウムは80mg/L、マグネシウムは26mg/L含まれていて、ダイエット効果も高いです。
硬水の中では比較的飲みやすいので、硬水を飲んだことがない初心者にはおすすめです。コンビニでも売っているので、まずは1本買ってみるのも良いかもしれません。
コントレックスで硬度が1468mg/Lと、販売されているもので1番の超硬水です。カルシウム468mg/L、マグネシウム74.5mg/Lと相当なミネラルの量なので、いきなり大量に飲むと大量を崩す可能性もあるので気をつけましょう。
珍しい国産の硬水で硬度は250mg/Lあります。カルシウム89.6mg/L、マグネシウム7.5mg/Lと硬水でも比較的飲みやすい部類です。
日本のミネラルウォーターは、販売基準がとても厳しいので安心して飲むことができます。少し金額は高いですが、1日500mlでも十分効果はあるので試してみてください。