水の飲み方

水を飲むと血糖値が下がる理由を解説【カロリー制限よりも痩せやすい方法とは】

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  • 血糖値が上がると痩せにくいって本当なの?
  • 水を飲むと血糖値が下がるのはなんで?
  • 水は血糖値が上がることもあるって聞いたけど…

 

ダイエットでは、1日の摂取カロリーを抑えることを大前提にしています。しかし、いくらカロリーを抑えても痩せないケースは多く、その原因になっているのが血糖値です。

血糖値が上がると、身体は脂肪を蓄えるように動きます。ですが、血糖値の上昇は、食事の前に水を飲むことで抑えられるのです。

 

この記事では、血糖値の上昇によるダイエットへの影響と、水が血糖値を下げる理由について解説します。記事を読むと、血糖値をコントロールして痩せやすい身体を作るための方法を知ることができます。

カロリー制限は、やりすぎると逆に痩せにくくなってしまいます。普通に食べながら痩せるのが1番なので、そのポイントと水の活用法をマスターしましょう。

 

水を飲むと血糖値が下がる理由

血糖値は、食事をしたあとに血液中にブドウ糖が増えることで上昇します。そのため、何か物を食べれば必ず血糖値は上がります。

ですが、実は食事の30分前に水を飲むことで、この血糖値の上昇を抑えることが可能です。

血糖値が下がる流れ

  • 飲んだ水が胃や腸で吸収される
  • 吸収された水が血液として流れ始める
  • 血液が薄まり血糖値が下がる

 

はっきりしたことはわかっていませんが、以上の流れで血糖値が下がっていると考えられています。

ただし、必ず食事の30分前に水を500ml(女性は400ml程度)飲むことが条件です。コップ1杯では、血液を薄めるほどの量ではないため、効果がほとんどない可能性があるので気をつけましょう。

 

食事中に水を飲むと血糖値は上がる可能性がある

食事前の水はダイエットに役立ちます。ですが、食事をしている最中の水は、逆に太りやすくなるので気をつけましょう。

大谷
食べている際に水を飲むと、栄養分が腸に達するスピードが上がって、血糖値が上がる可能性が高いです。

また、胃酸が薄まって消化に時間がかかる、という問題も考えられます。水を飲むなら、食べる前にたっぷりと飲んで、食事中はできるだけ飲まないように心がけてください。

 

ダイエットは血糖値を抑えればうまくいく

ダイエットの基本は、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくする、とされています。ですが、うまく体重が減っていかない可能性は高く、仮にダイエットに成功しても、リバウンドして元の体重以上になることも多いです。

 

そこで、注目したいのが血糖値です。血糖値の上昇を抑えることができれば、身体は脂肪を溜め込みにくくなります。

脂肪を蓄える流れ

  • 食べたものが吸収され血糖値が上がる
  • 血糖値の上昇に合わせてインスリンが分泌される
  • インスリンが血液中の糖分を脂肪に変換する

 

血糖値が上がれば上がるほど、身体はインスリンが分泌されます。そしてインスリンの量が多いほど糖分が脂肪に変わっていくので、血糖値を抑えることができれば、食べても太りにくい状況を作ることができるのです。

 

食前の水でダイエットに成功した実験結果

食べる前に水を飲むことで、血糖値が抑えられてインスリンの分泌が少なくなります。脂肪がつきにくければ、ダイエットも順調にいきやすくなりますが、その証明をした実験結果がアメリカとイギリスの2つの大学で発表されています。

バージニア工科大学の実験内容

55〜75歳の男女48人を以下2つに分けて調査

  1. 食事30分前に500mlの水を飲む
  2. 食事前に水を飲まない

この実験は12週間かけて行われ、1つ目のグループが平均して2kgも多く体重が落ちていました。

 

バーミンガム大学の実験内容

肥満男性84人を以下3つに分けて調査

  1. 食事30分前に500mlの水を飲む
  2. 3食のうち1食だけ食事30分前に水500ml飲む
  3. 食事前の満腹だとイメージする

12週間かけて行われましたが、1つ目のグループが4.3kgも体重を減らしました。2つ目、3つ目は特に変化はなかったのです。

大谷
つまり、血糖値を下げて痩せやすくするには、必ず食事の30分前に500ml飲むことが条件となります。

 

水を飲む以外で血糖値を下げる3つの方法

食事の30分前に500ml(女性は400mlでOK)の水は必ず飲みましょう。そうすることで血糖値を下げることができ、ダイエットが上手くいきやすくなります。

その上で、さらに血糖値を抑えることができる方法を3つ紹介します。どれか1つでも良いので、余裕があれば取り入れてみましょう。

  • バナジウム水を飲む
  • 食後に軽い運動をする
  • 糖質はタンパク質や脂質と一緒に

 

バナジウム水を飲む

バナジウムはミネラルの1つで、今はバナジウムをたくさん含んだ天然水がたくさん売られています。

バナジウムには、血糖値を下げる効果があるとされています。インスリンも同じ働きをしますが、インスリンは糖分を脂肪に変えるためダイエットに良くありません。

大谷
しかし、バナジウムは血糖値を下げるだけです。そのため、痩せるにはかなり効果が期待できます。

バナジウム水が飲めるウォーターサーバーを次の記事にまとめているのでご覧ください。

≫ダイエットにおすすめのウォーターサーバー

 

糖質はタンパク質や脂質と一緒に

糖質をとると血糖値が急上昇します。つまり、甘いものや炭水化物は脂肪を蓄えやすい食べ物になりますが、実はタンパク質や脂質を一緒にとると血糖値が上がりにくくなることがわかっています。

血糖値が上がりにくい食べ方

  • 白米ではなく炒飯にする
  • 塩むすびではなくツナマヨを選ぶ
  • パンにバターをつける
  • サンドイッチは卵サンドにする

 

カロリーで考えると明らかに増えますが、血糖値はかなり抑えられるので、脂肪がつきにくくなります。食べる量を減らす必要がないので、ビタミン・ミネラル不足になる可能性も低くなります。

ただし、食べすぎるのは禁物です。たくさん食べれば、いくら血糖値を抑えても脂肪は増え、なかなか体重が落ちていきませんので気をつけましょう。

 

食後に軽い運動をする

血糖値を下げる上で、食後どう過ごすかはとても重要となります。というのも、運動をすると筋肉が活動するので、血液中の糖分を筋肉に効率よく取り込むことができるのです。

オタゴ大学の実験内容

2等糖尿病患者41人を次の2つに分けて調査

  1. 時間を決めず1日に30分歩く
  2. 朝昼晩の食後に10分歩く

この結果、1つ目のグループと比べて、2つ目は平均して12%も多く食後の血糖値が下がっていました。しかも、炭水化物を多くとった夕食の後では22%も下がったそうです。

 

ですので、食べた後はソファに座ってゆっくりせずに、できるだけ運動をするように心がけてください。

食事の30分後を目安にして、有酸素運動を行うと良いでしょう。水500mlと合わせれば、血糖値の上昇をかなり抑えることができます。

 

大谷

福岡県在住。ダイエット歴は4年で92㌔から72㌔の減量に成功。
色々なダイエット法に挑戦しながら、これまでにダイエットに関する書籍を20冊以上を通読。「水はあらゆるダイエットに共通して重要」との結論に行きつき、水のダイエット効果を紹介するWebサイトを運営。 現在も体重68㌔を目指し、好きなものを食べながら無理をしない方法でダイエットに取り組んでいる。

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