水のダイエット効果

【ダイエットに良い水分摂取量を計算】1日に飲むべき水の量と2つの注意点

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  • ダイエット中に飲む1日の水の量ってどれくらいが良いの?
  • 人によって飲むべき水の量が違うらしいけど計算方法はある?
  • 季節によって飲む水の量って変わるのかな…

 

ダイエット中は「1日2ℓ」を目安に水を飲むと良い、とされています。しかし、身長や体重、食事の内容は人それぞれ違うため、一概に2ℓが正しいとは言えません。

順調に痩せるためには、必要な水分量を飲み、足りない場合は追加してコップ1杯飲む程度がベストです。そのためには、自分自身の最低限の水分摂取量を計算する必要があります。

 

この記事では、ダイエットに良い1日の水の量について解説します。計算方法と季節ごとの水分量についても触れるので、自分の飲むべき量が明確になります。

水分は飲むタイミングも大切です。また、飲みすぎるのも良くないので、この2つについても解説しました。

 

身体に必要な1日の水の量

人間の身体は半分以上が水で出来ています。男性は約60%、女性は約55%が水で、この割合は年齢を重ねるごとに低くなっていくのが普通です。

そしてこの体内の水分は、以下のような形に変わり体から出ていっています。

各場所から出ていく水分量

  • 尿:1〜1.5ℓ
  • 便:0.1ℓ
  • 汗:0.5ℓ
  • 呼気:0.5ℓ

合計すると約2.1〜2.6ℓです。この水分量を毎日取り入れないと、身体が水分不足になり、むくみの原因になってしまいます。

 

水分は飲み物だけで補給する必要はない

1日に失われる水分2.1〜2.6ℓは、すべて飲み物で補うわけではありません。食べているものにも水分は含まれている上、体内でも水分が作られています。

そのため、その2つで足りない量を水を飲んでカバーする、ということになります。

 

身体に出入りする水分量

食べものと体内で作られる水分を合わせると1.1ℓです。つまり、飲み物で補給する量は1〜1.5ℓとなるので、この量を目安に水を飲む必要があります。

 

食べるものや季節で必要な水分量は変わる

食べ物から入る水分はおよそ0.8ℓですが、これは食べるもので大きく変わります。

大谷
例えば、和食系の食事であれば水分量が多いです。そのため、飲む量を減らしても、全体の水分量はバランスが取れるので問題ありません。

また、夏と冬では汗の量もまったく違います。その上、普段の運動量によっても汗の量は違うので、必ずしも1〜1.5ℓ飲めばいいわけでもないのです。

 

ダイエットに効果的な1日の水分摂取量を計算

1日に必要な水の量は、人によって全然違います。というのも、人はそれぞれで体格や年齢が違うので、同じ1ℓを飲んでも十分な人もいればそうでない人もいるのです。

そこで、自分に必要な水分量を以下を元に計算しておきましょう。

  • 30歳未満‥‥40ml/kg
  • 30〜55歳‥‥35ml/kg
  • 56歳以上‥‥30ml/kg

 

例えば、40歳80kgであれば、35ml×80kg=2.8ℓとなります。

ただし、この水分には食事で得られる量も含んでいます。そのため、求めた水分量から食事の水分を引かなくてはいけません。

食事に含まれる水分量

1日の総摂取カロリー×0.4

1日に2,000kcalの食事をした場合、2,000kcal×0.4=0.8ℓです。さきほど求めた2.8ℓから食事の水分を引くと2ℓと計算でき、これが飲み物で補給する1日の水分量となります。

 

計算で求めた水分量は最低の量と考えよう

先ほどの計算は、体重と食事量から求めた簡単な方法です。

実際に必要な水分は、その日の運動量が多ければ多くなり、気温・湿度が高いと汗をかくので同様にたくさん必要です。そのため、計算した水分量はあくまで1日の最低量と考えましょう。

大谷
暑い時期、または運動で汗をかく場合は、求めた水分量にプラスして0.5~1ℓすると良いです。

それ以上は、逆に体の水分が多くなって、むくみの原因になる可能性もあります。ただし、喉が乾いたときは、身体からの危険信号なので必ず追加して水を飲むようにしてください。

 

必要以上の水分はダイエットに悪影響

水はダイエットの効果を高めます。かといって、たくさんの水分を飲めば良いかというと、そんなことはありません。

水を飲みすぎた場合のデメリット

  • むくみにつながる
  • 痩せにくい身体になる
  • 体調を崩す可能性がある

 

実は水を飲みすぎると、逆に身体に水分が溜まってしまう可能性があります。水分が溜まると、むくみとなって現れて、その結果としてダイエットが順調にいかなくなります。

また、水を一気に大量に飲むと、身体が水分を処理しきれずに、頭痛や吐き気などの症状が出るかもしれません。飲まないのはダイエットに良くないですが、過度な水分補給も危険ですので気をつけましょう。

詳しくは次の記事にまとめましたので、参考にお読みください。

≫たくさんの水とダイエット効果について

 

必要な水の量を飲むための1日のスケジュール

1日の水分は、朝や夜にまとめて飲んでも意味がありません。身体が余分と判断した水は、まともに吸収せずにすぐ尿として出ていってしまいます。

そのため、水は朝から寝る前の間で、こまめに飲むようにスケジューリングしなければいけません。

水飲みスケジュール例

  1. 起床
  2. 朝食
  3. 午前の休憩
  4. 昼食
  5. 午後の休憩
  6. 帰宅
  7. 夕食
  8. 運動前
  9. 入浴前
  10. 就寝前

コップ1杯は約200mlですので、10杯飲めば2ℓです。

大切なのは、寝るまでに少しずつ水を飲むこと。コップ1杯飲むのが厳しい人は、さらに細かく時間を分けてちびちび飲んでも構いません。

 

水を飲む場合は常温の水で

身体が温まるので白湯が良い、という話がありますが、実はダイエットには常温の方が効果的です。

体温より低い水分を飲むと、身体が少しだけ冷めます。その冷えを解消しようと身体がエネルギーを使うため、消費カロリーがアップするのです。

大谷
ですが、冷たすぎる水は、逆に胃腸に負担をかけるのであまり良くありません。

冷たいと吸収が早い、というメリットはありますが、激しい運動後でない限りは常温がオススメです。

 

大谷

福岡県在住。ダイエット歴は4年で92㌔から72㌔の減量に成功。
色々なダイエット法に挑戦しながら、これまでにダイエットに関する書籍を20冊以上を通読。「水はあらゆるダイエットに共通して重要」との結論に行きつき、水のダイエット効果を紹介するWebサイトを運営。 現在も体重68㌔を目指し、好きなものを食べながら無理をしない方法でダイエットに取り組んでいる。

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