- 筋トレやウォーキングの疲れを早く癒したい…
- 水を飲むと疲労回復が早くなるって本当?
- 水分不足だと疲れがたまりやすいって聞いたけど…
ダイエットをする上で運動は必要不可欠です。運動をすると身体が疲れますが、水を飲むと血流が良くなるので早めに疲労回復させることができます。
疲れが溜まった状態でトレーニングをすると、ケガにつながる可能性も。ケガをするとダイエットどころではなくなるので、気をつけなければいけません。
この記事では、水を飲むと疲労回復しやすくなる理由を解説します。記事を読めば、筋トレや有酸素運動の疲れを早めに癒す方法がわかります。
疲れが長引くと、ダイエットのモチベーションも下がってしまいます。回復をできるだけ早めて、長くダイエットを続けられる状態を心がけましょう。
ダイエットは早めの疲労回復が大切
ダイエットは食事が9割と言われますが、運動を追加することで体重はさらに落ちやすくなります。
しかし、何かの運動をすると必ず身体に疲労が溜まります。そして、この疲労がどんどん溜まると、以下のような問題が起こります。
- 運動の効率が下がる
- モチベーションが下がる
- 怪我をする可能性が高まる
筋肉は傷ついた筋繊維が回復することで大きくなります。そのため、治らないことには筋肉は育ちませんし、長引くと筋トレの効果が実感できません。
もっとも重要なのは、筋肉が回復しないままでトレーニングをすると、炎症を起こすかもしれない、ということです。
炎症がひどくなると、痛みが出てすべての運動ができなくなってしまいます。身体の疲労をできる限り早めに治すことは、ダイエットにおいてとても重要なのです。
水を飲むと疲労回復に効果的な理由
筋トレや有酸素運動による身体の疲労は、水を飲むことで早く回復させることができます。その理由は主に2つです。
- 筋肉は約70%水でできている
- 血液が酸素と栄養素を運んでいる
筋肉は約70%水でできている
身体の約50〜60%は水分です。そのため、至るところに水分が蓄えられていますが、特に筋肉にはたくさん含まれていて、その割合は実に70%以上もあります。
運動をすると筋繊維が傷つき、その傷を治そうとするために筋肉はたくさんの水を取り込みます。その取り込んだ水分をどんどん入れ替えられる状況を作るために、水を飲まなくてはいけません。
身体に溜まった老廃物や乳酸は、水が運んで外に出してくれています。少しでも脱水状態だと、筋力は低下してしまいます。
ちなみに、筋トレした次の日は体重が増えていることが多いですが、筋肉が水でむくんでいることが原因です。
血液が酸素と栄養素を運んでいる
痛んだ筋繊維を修復するには、酸素と栄養素の2つが必要です。この2つを運んでいるのが血液で、血行が悪いと十分な酸素と栄養素を運べなくなります。
血液は約90%が水分です。そして、血流は水を飲むことで良くなります。
水が吸収される流れ
- 水を飲む
- 胃や小腸で吸収される
- 血液として流れる
- 臓器や細胞に吸収される
水分不足になったら、筋肉に酸素と栄養素が届きにくくなります。そのため、血液の流れを良くするために水を飲むことが必要なのです。
疲れを取り痩せやすい身体にする水の飲み方は、次の記事で詳しく解説しています。
疲れを癒して痩せやすい身体を作る3つの方法
身体の疲れを取ることは、ダイエットをする上でとても重要です。水を十分に飲めば、運動で疲れた筋肉を癒すことができますが、その上で次の3つを行えば、より早く回復させることができます。
- 紅茶を飲む
- 軽い運動をする
- お風呂に浸かる
紅茶を飲む
水を飲むことで筋肉の回復は促されますが、一方で回復が遅くなる可能性もあります。その可能性を少なくするためには、水を身体から出すことが大切です。
紅茶が良い理由
- カフェインが含まれている
- テアニンが含まれている
カフェインには利尿作用があるので、水分を尿として出すことができます。その上で水を飲めば、体内水が循環して必要な酸素などが運ばれるようになります。
テアニンには気分をリラックスさせてくれるほか、疲労回復にも役立つので、休憩時間に紅茶を1杯飲むことがオススメです。
軽い運動をする
身体の疲労は休むことで回復できますが、実は少しだけ運動をすると疲れを癒すことができます。
軽い運動による疲労回復の流れ
- 運動する
- 筋肉が収縮して血流が良くなる
- 酸素が運ばれて筋疲労が回復する
ただし、ハードな運動は逆にさらに疲労を蓄積してしまうので、本当に軽い運動をするようにしてください。ウォーキングやスロージョギングであれば、血流を早めることができて負荷も軽いのでおすすめです。
お風呂に浸かる
お風呂に入るときは、できるだけ湯船に浸かると身体の疲れを癒すことができます。身体が温まると血行が良くなって、たくさんの酸素や栄養素が運ばれるため疲労回復に効果的です。
333入浴法
- 3分間、湯船に浸かる
- 3分間、湯船から出て休憩する
- 3分間、湯船に浸かる
この流れを3セット行う。お湯の温度は40〜42℃にすること。
1時間のウォーキングと同じカロリーを消費する、とも言われるほど効果が高いです。湯船には毎日入る必要はないですが、週2〜3回程度で入るように心がけましょう。