水のダイエット効果

水をたくさん飲むとダイエット効果が下がる2つの理由

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  • 水はできるだけたくさん飲んだ方がダイエットに良いんだよね?
  • 大量に水を飲むのって何か健康上の問題はないのかな…
  • どこからが水の飲み過ぎになるのかわからない…

 

水を飲むとダイエットの効果が得られるのは本当です。ですが、早く痩せたいからと大量の水を飲むと、逆に痩せにくい身体になってしまうので気をつけなくてはいけません。

目安は3ℓ以上が飲み過ぎの基準です。しかし、人によって飲むべき量は違うので、必ずしも全員が3ℓまで飲んでいいわけではありません。

 

この記事では、たくさんの水を飲むと、なぜ痩せにくい身体になるのかを解説します。記事を読めば、飲みすぎないための自分の基準がはっきりします。

「3ℓ以上の水を飲んでいる」と紹介するYouTuberや有名人もいますが、安易に真似をしてはいけません。体調を崩す可能性もあるので、適切な量を飲むように心がけましょう。

 

水をたくさん飲むとダイエット効果が下がる2つの理由

水を飲む量が増えると、ダイエットの効果も比例して高くなるわけではありません。そのため、たくさんの水を飲んでも効率的に痩せられるわけではなく、むしろ痩せにくい身体になる可能性が高いです。

その理由は、以下の2つで説明できます。

  • 水が身体に溜まりむくみになる
  • 溜まった水が身体を冷やす

 

水は胃や腸で吸収されて血液となり、各細胞に流れていきます。細胞との間には組織間液があり、この体液が増えた状態を「むくみ」と呼んでいます。

組織間液は、常に新しい水分とどんどん入れ替わっています。ですが、あまりに多量の水分が身体に入ると、その入れ替わりが間に合わずに溜まってしまうのです。

また、水分が溜まると、その水分が身体を冷やし始めます。身体が冷えると代謝が悪くなり、ダイエットの効率がガクッと落ちてしまいます。

詳しくは次の記事でも解説しているのでご覧ください。

≫水の飲み過ぎとむくみについて

 

短時間に大量の水を飲むと体調を崩す可能性も

たくさんの水を飲む危険性は、ダイエットの効率を下げるだけではありません。次のような症状を起こす可能性も高くなります。

大量の水を飲んだ場合の問題

水を大量に飲むことで血液中の塩分(ナトリウム)の濃度が下がり、めまいや頭痛、下痢などの症状が起こる

水を飲みすぎると最悪の場合、命を落とす危険性があります。実際に2007年にアメリカで行われた水飲み大会で、女性が死亡するという事件が起こりました。

大谷
この女性は7ℓを超える水を飲んでいましたが、人によって許される量は違います。

たくさん飲んでもダイエットの効果は変わらないので、必ず適切な量を飲むようにしてください。

 

1日に必要な水の量とその計算方法

水は身体が必要としている量を飲むことで、ダイエットの効果を高めることができます。

ですが、具体的に必要な量は人によって違います。そこで、以下の計算式を使って簡単に求めておきましょう。

1日に必要な水の量

30ml×体重

 

体重が70kgであれば、30ml×70kg=2.1ℓです。ただし、この水分量は食べ物でとる分も含んでいます。そのため、飲む量は800mlほど少なくなるので、1日に1.3ℓと計算できます。

より詳しくは次の記事でまとめていますので、参考にして自分に必要な量を把握しておくことをオススメします。

≫ダイエットに効果的な1日の水分量を計算

 

水を飲んでダイエット効果を高める3つのポイント

適切な水を飲むことで、ダイエットはかなりスムーズになります。ですが、ただ飲むよりもさらに効果を高める方法がありまして、そのポイントが以下の3つです。

  • 常温の水を飲む
  • カフェインの入った飲み物を飲む
  • まとめて飲まずにこまめに飲む

 

常温の水を飲む

水の温度によって、カロリーの消費を高めることができます。というのも、体温よりも低い水分が入ってくると、冷えた身体を温めようとしてエネルギーを使い始めるのです。

大谷
ただし、冷たすぎる水は逆に臓器の活動を妨げてしまう可能性があります。

そのため、冷たすぎない常温で飲むようにして、できる限りエネルギー消費を高めることをオススメします。

 

カフェインの入った飲み物を飲む

実は、適量の水を飲んでも、あまりダイエットの効果が得られないケースもあります。身体から水分を排出する能力が落ちていると、たとえ適量でもむくんでしまう可能性もあるのです。

そこで、カフェインが入った飲みものを一緒に飲むことをオススメしています。

カフェインの入った飲みもの

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶

カフェインには利尿作用があるので、身体からどんどん水分を出す働きをしてくれます。その上で、身体に水分を入れることで、体内水の循環がすすんでダイエットの効果が得られるのです。

 

まとめて飲まずにこまめに飲む

忙しいと水を一気に飲んでしまいますが、それでは意味がありません。

不必要に多い水分は、身体には吸収されずに尿として出ていってしまいます。水は身体に吸収されて、体内を循環することで初めてダイエットの効果を得られるのです。

2時間にコップ1杯の水を飲むことを心がけましょう。このペースなら、1日に8〜10杯ほどは飲めるので、吸収効率よく必要な水分を飲むことができます。

 

水は飲み方次第で、ダイエットの効果を大きく左右します。たくさんの水を飲んでも早く痩せるわけではないので、容量をしっかりと守って身体に気を遣いながらダイエットをしましょう。

水の飲み方については、次の記事でしっかりとまとめています。効率的に痩せるには水はとても重要なので、ぜひ参考にしてください。

≫ダイエット効果が高まる水の飲み方

 

大谷

福岡県在住。ダイエット歴は4年で92㌔から72㌔の減量に成功。
色々なダイエット法に挑戦しながら、これまでにダイエットに関する書籍を20冊以上を通読。「水はあらゆるダイエットに共通して重要」との結論に行きつき、水のダイエット効果を紹介するWebサイトを運営。 現在も体重68㌔を目指し、好きなものを食べながら無理をしない方法でダイエットに取り組んでいる。

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