- 緑茶とコーヒーを混ぜるとダイエットに良いってなんでなの?
- 実際にやって痩せたって人はいるの?どれくらい体重が減った?
- 飲むタイミングとか具体的なやり方が知りたい!
緑茶コーヒーはダイエット外来の専門医である工藤孝文さんが考え、実践したダイエット方法です。たった10ヶ月で92kgから67kgに減量できたようで、次のような書籍も販売されています。
この記事では、緑茶コーヒーのダイエット効果と筆者の体験をまとめました。記事を読めば、緑茶コーヒーの効果をさらに高める方法までわかります。
緑茶コーヒーは血糖値を抑えられるので、体脂肪が増えにくくなります。脂肪燃焼の効果もあるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
緑茶コーヒー3つのダイエット効果
緑茶コーヒーは、それぞれのダイエット効果を一緒に得られる方法です。緑茶とコーヒーが悪い部分を補い合い、良いところは高められるのでかなりの結果が期待できます。
書籍では、この方法を100人以上に試していただいたところ、1ヶ月で平均−6.2kgも体重が減少したと紹介されています。具体的な効果としては次の3つが得られます。
- 食後の血糖値が抑えられる
- 脂肪燃焼効果が高い
- むくみ予防ができる
食後の血糖値が抑えられる
食事の後は必ず血糖値が上がります。血糖値が急上昇するとインスリンも増えるため、糖が脂肪に変わりやすくなるのです。
緑茶コーヒーに含まれる成分
- 緑茶:カテキン
- コーヒー:クロロゲン酸
カテキンとクロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがあります。どちらか一方だけではなく、両方を混ぜて飲むことでより血糖値を抑えられるので痩せやすくなる、というのが緑茶コーヒーの仕組みです。
脂肪燃焼効果が高い
緑茶とコーヒーにはどちらにもカフェインが含まれています。カフェインは脂肪燃焼をしてくれる働きがあり、普段の生活の中でもダイエットの効果を高めてくれます。
また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は脂肪燃焼にも役立ちます。クロロゲン酸がミトコンドリアを刺激して、エネルギー変換を活発にするため代謝がアップするのです。
むくみ予防ができる
むくみは身体が余計な水分を蓄えることで起こります。むくみは血行を悪くして基礎代謝を下げ、冷えにもつながるため対策は必須です。
そこでカフェインがとても役立ちます。カフェインには利尿作用があって、身体の水分を尿として出してくれるのです。
むくみを予防する流れ
- 尿や汗で余計な水分を出す
- 水を飲んで体内水を循環させる
- 老廃物が流れリンパの流れや血行が良くなる
むくみが出ると身体は痩せにくくなってしまいます。カフェインは緑茶にもコーヒーにも含まれているので、むくみ予防にはうってつけです。
緑茶コーヒーの1ヶ月体験談と結果
緑茶コーヒーを始めたのは2022年5月27日で、1ヶ月続けたところ1.4kg減量できました。これは6月26日に投稿したツイートです。
今日の体重:71.6kg
緑茶+コーヒー生活を始めて30日。当初は73.0kgだったので−1.4kgの減量を達成した😚
食事前にコップ1杯を飲むので少し大変だったけど、min値は更新できたし運動内容もハードにはしてない。十分な効果があったんじゃないか?と思う。。
まだ緑茶が余ってるので引き続きやる予定だ😚— 大谷@ダイエット生活4年継続中 (@baibley_diet) June 25, 2022
僕が行った緑茶コーヒーの具体的な方法は次のとおりです。
具体的なやり方
- 緑茶150mlとコーヒー150mlを混ぜる
- 食事の前に必ず飲む
すでにダイエットを始めて4年が経過していて、体重も92kgから20kg近く落ちていたため、かなり停滞をしていました。
この期間は、特に筋トレや有酸素運動の量を増やしたわけではありません。そのため、体重が1ヶ月で1.4kgも減ったのは緑茶コーヒーの効果だと感じています。
1ヶ月間の体重の推移をグラフにしました。最終日は71.6kgでしたが6月22日には71.5kgまで体重が落ちています。
食事内容と1日の総摂取カロリー
この1ヶ月は特別な食事制限はしていません。朝は何も食べずに昼食と夕飯の2食で済ませて、1日の総摂取カロリーは大体2,000kcalを目安にしていました。
食事の内容を写真で一部紹介します。
麺などの炭水化物も控えてはいませんし、たまにケーキなどのスイーツも食べていました。バターやごま油なども特に気にしていません。
ただし、食べすぎれば体重は当然増えるので、次の2つだけは意識していました。
意識していたこと
- 体重の維持に必要な総摂取カロリー
- 昼食をメインにして夕食は軽め
僕の体重は73kgなので、1日の総消費カロリー(TEDD)は約2,300kcalです。その消費カロリーの前後になるように心がけていました。
また、夜は身体が省エネモードになっているので、夕飯が多いと脂肪が増えやすくなります。できるだけ昼食をたくさん食べて、夕飯は少なめをルールにしています。
ですが、外出をして予定通りにいかないこともあるため、夕飯のボリュームが多くなることもしばしば。摂取カロリーもかなりアバウトに計算していて、お菓子をつまむことも多いので上下が激しいです。
1日の総摂取カロリーの推移をグラフにしました。
これだけ適当な食事管理で、しかも炭水化物や食事の量も多いのに、体重が少しずつ減少したのは、緑茶コーヒーの力じゃないかと感じています。
緑茶コーヒーは混ぜるだけ!具体的な方法とポイント
緑茶コーヒーのダイエット方法は実にシンプル。基本的なルールは次の2つだけです。
緑茶コーヒーの基本ルール
- コーヒーと緑茶を1:1で混ぜる
- 1日に3杯飲む(食前がベスト)
分量としてはマグカップ1杯程度で250〜300mlくらい飲みましょう。食事の前に飲めば、食べる量が抑えられるのでよりダイエット効果が高いです。ですが、難しいなら仕事の休憩中などに飲むようにしても構いません。
成果は7〜10日続けることで出始めます。緑茶コーヒーを飲み始めても、数日では何も変わらない可能性があるのでコツコツ続けてください。
緑茶とコーヒーはなんでも構いません。ブラックであればインスタントでも良いし、ペットボトルの緑茶でもOKです。
もし準備が大変という人は、緑茶コーヒーの商品も出ているのでお試しください。
緑茶コーヒーのダイエット効果をさらに高める3つの方法
緑茶とコーヒーを混ぜて飲むだけでダイエットの効果は高いです。しかし、次の3つのどれか1つを組み合わせれば、さらに効果は高くなる可能性があるので試してみてください。
- 常温の緑茶コーヒーを飲む
- 緑茶ではなく煎茶にする
- 緑茶ではなく紅茶にする
常温の緑茶コーヒーを飲む
ダイエット中の飲み物は温かい方がいいとされていますが、実は常温か少し冷たい方が効果は高いです。
体温よりも低い液体が入ると、身体は少しだけ冷めます。その冷めた身体を温めようとしてエネルギーを燃やして代謝を上げるため、脂肪燃焼の効果が高まるのです。
そのため、暑い緑茶コーヒーよりも常温か少し冷えたものを飲むのがオススメ。ただし、冷たすぎると臓器が冷え過ぎて、体調に悪影響があるので気をつけましょう。
緑茶ではなく煎茶にする
緑茶にはいくつか種類があります。
緑茶の主な種類
- 抹茶
- 煎茶
- 玉露
- ほうじ茶
- 玄米茶
- 麦茶
それぞれに含まれるカテキンの量は違っていて、できるだけカテキンの多い緑茶がおすすめ。コーヒーとの相性も踏まえると煎茶が1番良いです。
煎茶は80℃以上のお湯で入れるとカテキンがたくさん出ます。お湯を沸かすなどの準備は大変ですが、その分だけ効果は高いです。
緑茶ではなく紅茶にする
緑茶とコーヒーはダイエット効果が高い一方で、身体を冷やす効果もあります。特にコーヒーは南国の飲み物なので、飲みすぎると身体がどんどん冷えて痩せにくい身体になる可能性も。
煎茶よりも少しカテキンの量は少なくなりますが、身体を温めて基礎代謝が上がれば脂肪も燃えやすくなるので試してみましょう。
緑茶コーヒーで痩せないと言われる主な原因
痩せない理由は人それぞれで違います。そのため、緑茶コーヒーですべての人がダイエットに成功できるとは限りません。
そこで、緑茶コーヒーを飲んでいるのに痩せない場合に考えられる主な特徴を3つ紹介します。
- 単純に食べすぎている
- 水分不足でむくんでいる
- ミルクを混ぜている
たくさん食べればそれだけ脂肪が増えやすくなります。いくら血糖値が上がりにくいからといっても、許容量を越えれば痩せません。
また、緑茶とコーヒーにはカフェインという利尿作用があります。尿によってどんどん水分が出ていくと、身体がなんとか水分量を保とうとして、汗も尿も出さずに溜め込んでむくんでしまいます。
そして、ブラックコーヒーの苦さが得意ではないために、ミルクを入れて飲む人も多いです。ミルクのタンパク質はクロロゲン酸とくっつくので、緑茶コーヒーの効力を減らしてしまいます。
特に水分不足は、ダイエットにおいては天敵です。次の記事にダイエット中の水の飲み方をまとめましたので、参考にして必ず飲んでください。
≫ダイエット中の水の飲み方6つのポイント【飲んで痩せる正しい方法とは?】